離婚はわがまま
こんな言葉を聞きますよね。
今もしも周りからの目を気にして離婚は止めておこう、私が我慢すればいいだけのこと、と思っている方にはぜひ最後まで読んでいただきたいです。
私は2年前に離婚しました。理由は、私がストレスが原因で体調を崩してしまったから。
何度話し合っても分かり合えない夫と
『結婚生活に我慢はつきもの』
という思いで結婚生活を継続させていました。
だけど、もう耐えられない・・と自分で限界だと気が付く前に、夜に眠れなくなって、円形脱毛症になり、何もしていないのに涙が出てきて。
夫の帰宅時間が近づくと動悸がして、生理が止まって、体のほうが限界を迎えました。
病院受診も考えましたが、子ども二人を連れて病院に行く時間はなくて、ひとりぼーっとする時間が増えました。
今振り返ると精神的にかなり追い詰められていたんだなと思いますが、当時は我慢は当たり前と思い込んでいました。
この価値観を疑ってほしいです。
我慢して体を壊してまで継続させる結婚生活に意味はあるのか・・・
私は決して離婚を推奨しているわけではありません。
だけど、話が通じない夫、話し合いが成立しない夫、というのは存在します。
そういう夫と暮らしていると、
心がすり減っていきますよね。
離婚した、という事実だけを伝えると「今時の人はワガママね」や「結婚したならはそのくらい耐えないと」と心ない言葉を投げかけてくる人がいるのも事実です。
実際に私も言われました。離婚当時は一つ一つの言葉に傷ついていましたが、今思うと失礼な人たちですよね。
ほかの誰かのために結婚生活をしているわけではないし、その言葉を言ってくる人は多分、幸せではないんでしょう。
自分が結婚生活で耐えていることがあるから、ほかの人にも同じことを望むんですよね。
他人なんてそんなものです。
だから、離婚はワガママと言われても、私は気にする必要はないと思っています。
我慢の果てにあるものは、精神の崩壊です。
子どもがいるのならなおさら、ママの心の安定は必要です。