資格を取って転職したら収入は増えるのか。
私はビジネスを始める前に資格の取得に精を出し、たくさんの資格を取得しました。
国家資格にもチャレンジしたし、民間資格にもチャレンジしました。自分の勤めていた会社には直接関係のない資格をとって転職に役に立ったことは事実です。
資格をとって資格手当がつくと収入が上がりますよね。でも平均して2万円ほどの手当がつく程度です。

今にして思えば、この資格を取るために費やした勉強時間を、自分のビジネスを考える時間にしたらよかったなと感じます。
給料としての収入を2万円上げるのと、自分のビジネスで2万円を稼ぐのをくらべると明らかに後者のほうが簡単です。
同じ2万円の価値とは
資格をとって資格手当として毎月2万円が給与にプラスされる。
以前の私は、この方法こそが収入を上げていく最短の道だと思っていました。
資格を取ることで、わかりやすく自分の価値を認めてもらえる気もして嬉しかったです。
でも、この2万円は転職した瞬間に1万円になるかもしれないし、職種が変われば0になる可能性も含んでいます。
事実私の場合は、転職したタイミングでその資格によって得られる収入は0になりました。職種がかわったので当たり前なのですが「あんなに頑張ったのにな…」と思ったことをよく覚えています。
一方、自分で起業してからの収入2万円はそれまでにない大きな可能性を含んでいました。
だれにも頼らず、自分の力だけで2万円を稼ぐ。会社に依存せず、稼ぐ感覚はその後の価値観に大きな変化をもたらします。

副業で稼いだ経験は、その後の副業にも必ず役に立ちますし、私と同様に物販をする場合は仕入れの資金が増えることにもつながります。
同じ金額を稼ぐにしても、その稼ぎ方で1年後、3年後と自分の未来が確実に変わります。
政府が副業を推奨するということ
2020年の緊急事態宣言をきっかけに、今まで副業にあまり興味のなかった人、興味はあったけど何となく後回しにしていた人が次々に副業ビジネスに参入しています。
大手企業も続々と副業OKを公表し、今や副業することが当たり前の感覚になりつつあります。
政府が副業を推進するということは、自分の稼ぎは自分で確保してね、というメッセージであると思っています。
会社に勤めていれば安心、正社員でいれば安心、資格があれば安心、といった時代はもしかしたら近いうちに終わってしまうのかもしれませんね。
そうなったときに、自分で稼ぐ力のある人は圧倒的に強いです。
給料だけに依存せず、給料以外の収入源のある人は急な事態にも冷静に対応することができると、私自身、身を持って体験しました。
資格を取ると収入は上がるがリセットの可能性もある
資格を取得することで資格手当のつくもの、独立できるもの、資格の種類によっては収入は上がり、継続的に給与がアップするケースが多くあります。独立できる資格は、さらに収入アップの道が見込めますよね。
ここでは資格を取って収入を上げる方法とは別に、自分で副業をする方法もあるとご紹介しました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。