話し合いのできない夫。自分の夫のことをこう思っていませんか?
私はずっと思っていました。
結婚以来、夫婦として話したいことがあっても、切れる、黙る、無視するのどれかでした。そのたびになんで結婚したんだろう、これは私が一生我慢しないといけないのかな?
そんな思いがよぎるほどに、もう精神はクタクタです。
現在は離婚してそこそこ会話もするようになりましたが、結婚生活では会話はほぼなし、夫が帰宅する時間になると頭痛がしてめまいがして、『あーまたあの空気が家の中に流れるのか…』と息苦しい生活でした。
今回は息苦しい結婚生活から脱却すべく離婚した私が、まったく話し合いが成立しなかった夫に当時のことについて聞いてみました。
なぜ話し合いができないのか?物理的に話し合いが成立しない
そもそもなぜ、同じ言語を使って同じ地方で育ったのに話し合いが成立しないんだろう。しかも外では社交的なタイプ。
私が何か問題を持ちかけて話そうとすると、夫の反応は大きく分けてパターン。
キレる
・・・え?となりますよね。
始めのうちはまあ聞いているけど、核心にせまるとキレる。私(妻)からの話し合いの持ちかけは全て自分が批判されているように感じるようでした。
このパターンになると、もうその話題は不可能です。
黙る
核心に迫ると黙り込むパターン。何か考えているのかなと思い待っていても一向に話し出す気配のない夫。しびれを切らして『どう思う?』など聞いてみても、だんまりです。
もう疲れます。
このだんまりを決め込むのは、何の意図だろうと考えましたが結局わかりませんでした。
私への無関心なのか、話題への無関心なのか、聞いていないのか…
無視する
結局どのパターンになっても話し合いはできないのですが、無視されるとこちらが“話し合おう”と思って歩み寄っていること自体を踏みにじられているようで辛いですよね。
元夫に聞いてみた
離婚して数年、ギスギスした結婚していたときのような空気感はもうないものの、子どもの面会のために会うたびに『あーそうだ。だから離婚したんだった』と毎回ご丁寧に思い出させてくれるような人です。
私『昔、なんで話し合いしようとするたびに怒ってたの?』
元夫「は?怒ってない別に。」
私『よく無視とかしてたじゃん』
元夫「お前が意味わからないこと言うからだろ」
私『・・・』
なんの答えも得られない問いかけをしてしまいました。
夫婦関係を維持するのに妻の努力が必要なのか。
離婚前の私は夫婦関係を維持するために努力して我慢して、育った環境も違うし、価値観だって同じ人間はいない、そう思って耐えてきましたがもう限界でした。
1度しかない自分の人生がこのまま我慢で過ぎていくことに漠然とした恐怖を感じていました。
たとえ夫であっても、他人に気をつかって自分の考えを言うことも、好きに働くこともできずに生きていくのが幸せなのか。
子どものために我慢して、それから離婚すればいいのか?などありとあらゆる道を探していました。
子どもが成人するまでは、きっとどこかで聞いたことがあると思います。でも、私は”子どもが成人した後”がくるまで18年ありました。
18年間を我慢して生きる。その我慢は本当に子どものためになるのか。冷え切って会話のない家庭環境で育つ子供に悪影響はないのか。
離婚なんて絶対ダメ!という価値観がまだ多く残っている地方に住む私はこの頃かなり悩んでいました。
その辺の話は、こちらに赤裸々に書いているので読んでいただけると嬉しいです。