離婚が決まった。子どもにどうやって伝えよう。こう悩みますよね。
実際に私が離婚した時、子どもは4歳と2歳。今まで一緒に暮らしていた父親と離れて暮らすことになる。
どうやって伝えようか、すごく悩みました。
今子供たちは6歳と4歳になり、離婚した元夫とは面会交流で月に1回会っています。
実際に子どもに伝える時に気を付けたことをご紹介します。
子どもに「あなたは悪くない」と伝える
子どもは両親の離婚に際して、少なからず「自分が良い子じゃなかったから?」という感情を持つことを本を読んで知りました。
子どものせいだなんて、私たち大人はみじんも思っていないけれど、もしも子どもがこう感じてしまったら、悲しいですよね。
だから私は離婚を伝える時、実際に離れて暮らすようになったタイミング、その後も継続して「あなたのせいではないよ」と伝えました。
父親の悪口は言わない
元夫には、言いたいことが山ほどあるし、愚痴を言い出せば夜通し語れる自信があります。
だけど、子どもにとっては血のつながった親だよね。たとえいつか再婚して新しい父親ができたとしても(’その予定は全くない)この子にとっての父親はこの人だけなんだなと思うと、子供に悪口を言うのは申し訳ないような気になりました。
最近はもう離婚したし関係ないや、と悪口も出てこなくなりましたけどね…
離婚しても両親はあなたのことが大好きよ、と伝える
我が家は不貞行為はなしの協議離婚でした。
私が病気になったり、子どもも父親が家にいたら委縮したりと良いことは少なかったですが、子どもには離婚後も両親の愛情は変わらないことを伝えています。
私がやって良かったと思う伝え方
少しずるいかもしれませんが、私は上の子には相談という形で最初の話をしました。
「〇〇ちゃんに相談があるんだけど」と話し始めることによって、子どもに離婚の可能性(パパと離れて暮らす可能性)があることを何となく感じてもらいました。
「ママね、もうパパと仲良く暮らすことができないかもしれないの」
「仲直りができないから、離れて暮らすようになるかもしれない」というニュアンスで伝えたら、
長女の返事は「いいんじゃない?」でした。
子どもって私たちが思っている以上に大人のことを見ていて、夕方夫が帰ってくる時間になると私の表情がなくなることや動悸がしてキッチンで座り込んでしまうこと、夫から厳しい言葉で攻められていること、など隠しているつもりのことも知っていました。
相談という形をとることにこだわったのは、自我が出てきた長女に決定事項として離婚を伝えるよりも、意見を聞きたいと少し大人扱いしたほうが聞いてくれると思ったから。
ここで本気で嫌だ、と泣いて抵抗されたら私の決意も緩んでいたのかもしれません。
結果的に離婚して、今は子ども二人と毎日楽しく過ごすことが出来ています。
今もしも子供への伝え方に悩んでいるかたの参考になりますように。